私たちは一人でいるときに孤独を感じます。
しかし、大勢の人の中にいても孤独を感じることもあります。
また、親しい人と一緒にいても
「ああ、この人は私のことを全然わかっていない」
と思うと、孤独を感じます。
人は本当に孤独には耐えられないものなの?
高校生の女の子が携帯電話で長々とおしゃべりするのも、
一人でいることがつらいからなのかも。
(昔は長電話したなあ…なんて遠い目)
しかし人間というのは、誰かと一緒にいるからといって、
心が満たされるわけではありません。
人の幸福と孤独とは密接な関係を持っているのです。
孤独を楽しめますか?
携帯電話をもたずに、ひとりで映画やコンサートに出かけたり、
ひとりで喫茶店で本を読んだりしてみては如何でしょう?
「ひとりの時間を楽しむすべを知っている」人こそが、
心の成熟した大人ではないでしょうか?
矛盾するように聞こえるかもしれませんが、
よい人間関係を築きたければ、
まず、自分ひとりの時間を楽しめるようにならなければなりません。
単に「孤独感を紛らわせるために付き合っている」だけの人間関係など、
何の意味もありません。
孤独を楽しむことができれば、
「付き合う必要のない人に気を遣う」
というストレスから解放され、
自分にとって有意義な人との付き合いに専念できます。
孤独を楽しんでいる人だけが、
本当に人付き合いを楽しむことができるのです。
マスタ−は教えて下さいます
他人は、自分の気持ちを理解してくれなくて当たり前。
人生は、思い通りに進まなくて当たり前。
だからこそ、人の優しさが心に染みるのであり、
親しくしてくれる人には心から感謝しなくてはならないのです。
「友人は自分を尊重してくれて当然」
などと考えているごう慢な人には、
なかなかよい友人はできないでしょう。
要求レベルを下げれば下げるほど、人生は豊かになります。
さて、アナタは孤独を楽しめますか?
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