マスターに「念」ということについて
教えてくださったことがあります。
念とは「今」の「心」と書くんだよ。
「今」の「心」を大切にするということとは
目の前にいる人を大事にし、目の前のことを大事にすること
過去を悔やんでも無意味だし
まだ来てもいない未来を心配しても無意味だし
目の前に人を大事にして
目の前のことを大事にすること
お数珠ちゃんは 念珠と言いますが
それにもこんな意味が隠されていたわけです。
あるクライアントさんとのお話
手術後の患者さんが手術室で寒い、寒いと訴えてきたそうです。
寒いと言われても、掛けてあげるものもないし
どうしようか考えていたら、
そうだ!自分は手術室であれやこれやと走り回って自分はからだが暖かい。
手のひらポカポカだから、思いついて患者さんの手を握りしめてあげたんだそうです。
そうしたら、その患者さんは本当に喜んでくださったのだとか
これって目の前の人を大事にして
目の前の事を大事にすることに徹しているんだなあって思いました。
本人はそんなこと思いもよらなかったかもしれないけれど
マスターに何時もならっていることが
そんな時に出てくるんだろうなぁ
って思ったお話でした。
目の前に居る人を一生懸命大事にすること
それが「念ずる」ってことなんでしょねえ。
マスターはいつも
やるべきことを、ひたすら大事にやっていくと言われていました。
そんなところから
マスターを真似てみるのもいいかもですねえ